「秋田県立大館国際情報学院中学校・高等学校」
大館国際情報学院中学校・高等学校は、大館商業高等学校を母体校にして校名変更により誕生しました。
大館商業高等学校の校訓を始めとする優れた伝統を継承しながら、よりいっそう国際化や情報化の進んだ社会に対応し、地元大館市や秋田県もその中に含まれている国際社会を舞台に、堂々と活躍できる人間の育成を目指し、国際教育、情報教育に重点を置いた教育を行うことを特色としております。
「国際情報」の4文字を用いて、そうした特色が一目でわかる校名としました。さらに「大館国際情報」に「学院」を付けることで中学・高校が一つの学校であることを表し、「中学校・高等学校」と併記することで中学校の課程と高等学校の課程を併設した中高一貫教育校であることを表しています。略称はKJです。
【(併設型中高一貫教育校)設立のねらい】
1 高校受験のない6年という期間または受験を見事に突破した後の3年という期間の中で、国際教育や情報教育などの特色ある教育を行うことを通して、グローバルな世界を舞台に堂々と活躍できる人材を育成すること。
2 地元中学校もそれぞれに特色あるすばらしい教育を行っている中で、本校も魅力ある学校づくりを進め、小学生の皆さんに進路選択の機会を提供し、どちらに進学するにしても、「ここでがんばるぞ!」という自覚を持って中学校生活を充実させてもらうことを通して、県北の人材育成のいっそうの向上に資すること。
<図案作者>
図案作成者 永井 孝久 氏
図案補作者 青木 隆吉 氏
国際化、高度情報化社会に対応した教育を通して、将来、地元大館市や秋田県もその中に含まれている国際社会を舞台に、堂々と活躍できる人材を輩出する学校にふさわしい国際的なイメージが感じられる図案をねらいとしました。
大館の頭文字「O」を地球の輪郭で表し、その中央に「国際」と「情報」の頭文字「K」と「J」を重なるように配置しています。背景には地球をデザインし、校名をイニシャルで表現することと併せて国際的なイメージを表現しました。大館国際情報学院で学んだ生徒が地元も含めて世界中で活躍してほしいという願いが込められています。
色は、背景の地球は青。世界中をつなぐ海の青、空の青です。「K」は白。若者の純粋な心を表します。「J」はアースカラー。大地の色を表しています。
<校歌作者>
作詞者 南 英市 氏
補作者 荒谷 浩 氏
作曲者 橋本 祥路 氏
人と接するに明朗にして礼儀をわきまえ、事に当たり進取の精神で臨み、併せて自律の精神を忘れなければ、自ずと将来の道は開けるはずであるという願いが込められています。母体校である「秋田県立大館商業高等学校」の校訓を継承しました。
【教育目標】
「共生の精神をもち、主体的に力強く生きる人間の育成」
1 6年間の計画的・継続的な教育活動を通して、生徒の個性や創造性を伸ばし、
多様な進路希望に対応できるようにする。
2 多様化する社会において互いを尊重し、助け合うことができるようにする。
3 国際社会で必要とされる能力を総合的に身につけ活躍できるようにする。
4 高度情報社会において自らの可能性を広げることができるようにする。
5 郷土から学び、郷土を愛することができるようにする。
【目指す生徒像】
・ 志を高くもち、夢の実現に努力する生徒
・ 主体的に学習に取り組み、探究する生徒
・ 積極的にコミュニケーションをとり、認め合うことができる生徒
・ たくましく生きる力をもち、挑戦し続ける生徒
・ ふるさとに誇りをもち、郷土の発展に寄与する生徒
【目指す学校像】
・ 一人一人の可能性を伸ばす学校
・ 健やかな心と体を育む学校
・ 国際社会に目を向け、異文化と共生する学校
・ 高度情報社会に対応できる学校
・ 「開かれた学校」として、地域と共に歩む学校
【教育課程の特徴】
<6年間を見通した教育計画>
第1期(中1、中2):徹底した基礎・基本の学習を行う。
第2期(中3) :個性に合った学習の確立を目指す。
第3期(高1) :各科に求められる基礎・基本の定着を図る。
:一人一人の進路設計
第4期(高2、高3):個性の伸長と専門性の発展を図り、卒業後の進路を実現するための
力を付ける。
※ 中学校・高等学校共通の特色
① 中学高校とも3学期制です。
② より専門的な知識を持つ高校の教員が中学生に指導をしたり、逆に中学
の教員が高校生に指導したりして、それぞれの教員の特性を生かした指導
をします。
③ 授業では、体験的・問題解決的な学習を推進します。
④ 短期の海外研修や長期留学も積極的に勧めます。
⑤ 「総合的な学習(探究)の時間」では、6年間を見通した計画により学習を進めます。
※ 高等学校の特色
① 普通科、国際情報科とも、それぞれの進路に対応できるよう、多様なコースを
設定しています。
② さまざまな資格取得を奨励し、指導体制を充実させています。
③ 英語、数学は習熟度別学習を推進します。